加藤純一さんって、今でこそYouTubeやTwitchで何万人も視聴者を集める超人気配信者だけど、そこにたどり着くまでの過程って、かなりユニークなんですよね。
看護師として病院で働いていた時期があったり、学生時代のエピソードも個性のかたまりだったりして、普通の“配信者の成功ストーリー”とはちょっと違う雰囲気があると思います。
ということで今回は、加藤純一さんがどんな学校に通ってきたのか、どんな学生時代を送っていたのか、小学校から順番にくわしく紹介していきます。
さらに、なぜ看護師の道を選んだのか、そしてなぜそこから配信者に転身したのか、その心の変化についても掘り下げてみたいと思います。
加藤純一の学歴は?
加藤純一さんの学歴について調査しました。
小学校時代(館山市立北条小学校)
加藤純一さんの地元は千葉県館山市。
そのなかでも、通っていたのは館山市立北条小学校だと考えられています。
本人が学校名をはっきり言ったことはないんですが、後に進学する中学との学区の関係などから、ほぼ間違いないと言われています。
小学生の頃の加藤純一さんは、とにかく目立つ存在だったようです。
本人も配信で「昔から人気者だった」と笑いながら話していたことがあります。
特におもしろい話やツッコミで友達を笑わせるのが好きだったそうで、その頃から“配信者っぽさ”が滲み出ていたのかもしれません。
勉強はそこまで真剣に取り組んでいたわけではなさそうですが、成績が悪かったというわけでもなく、必要なことはきちんとこなしていたようです。
ただ、じっとしているのが苦手だったタイプみたいで、授業中に先生から注意されることもしばしば。
そういうちょっと“やんちゃ”な部分も含めて、同級生からは愛されていたようですね。
運動面ではそこまでがっつりスポーツをやっていたわけではありませんが、外で遊ぶのは好きだったようです。
特にこの頃からゲームにも興味を持ち始めていて、家ではスーファミやゲームボーイで遊ぶ時間が増えていたそうです。
中学校時代(館山市立第二中学校)
そのまま地元の館山市立第二中学校に進学します。
この学校も地元ではわりと知られた中規模の公立中学で、地域の多くの子がここに通っているそうです。
中学に入ってからも、加藤純一さんは相変わらずの“クラスの中心”タイプで、友達も多く、よくしゃべり、よく笑う生徒だったそうです。
部活はバスケ部に入っていたのですが、上下関係や厳しい指導が性に合わなかったのか、長くは続かなかったようです。
勉強に関しては、「俺は頭は悪くなかった」と本人が語っているように、テストの点数はそこそこ良かったようです。
ただ、真面目にコツコツやるというよりも、自分の得意な分野をさっとこなして、あとは雑にやり過ごすタイプだったらしく、教師からは“扱いにくいけど頭はいい生徒”みたいな印象を持たれていたかもしれません。
この頃からネット文化にも興味を持ち始めていて、掲示板やゲームの攻略サイトなどをよく見ていたとのこと。
放課後に友達と集まってゲームをやるのが日課になっていて、その中でも加藤純一さんは「ゲームの実況」を自然とやっていたらしく、友達から「お前しゃべるのうまいな」と言われることもあったそうです。
この経験が、のちの“うんこちゃん”時代のベースになっているのは間違いなさそうです。
高校時代(千葉県立安房高等学校 衛生看護科)
高校は、地元の千葉県立安房高等学校の衛生看護科に進学しています。
安房高校は普通科が進学校として有名ですが、衛生看護科は看護師を目指す専門的な学科で、県内でも数少ない実習重視のカリキュラムが組まれていることで知られています。
この進学の背景には、本人の中で「医療系に進みたい」という想いがあったというよりは、現実的に手に職をつけたいという判断があったようです。
親からの影響もあったかもしれませんし、安定した仕事に就けるという点で看護師を選んだというのは、かなり現実的な選択だったと思います。
学校生活では、女子が多い学科だったこともあって、男子である加藤純一さんは目立つ存在だったそうです。
持ち前のトーク力で女子ともすぐに打ち解けて、友人関係はとても広かったとされています。
ただ、恋愛に関しては「思春期特有のこじらせ」があったようで、本人も「モテたけど加藤純一さん女はいなかった」と語っていました。
この時期になると、ネット上での活動も本格的に始まり、ニコニコ動画や掲示板などでの発言や観察を通じて、自分がどういう方向に進みたいのかを徐々に探り始めていたのではないかと思われます。
とはいえ、まだこの時点では看護師の道をしっかりと歩いていくつもりだったようです。
専門学校時代(君津中央病院附属看護学校)
高校卒業後は、千葉県木更津市にある君津中央病院附属看護学校に進学します。
ここは地域密着型の看護師養成校で、国家試験の合格率も高く、実習もしっかり行われている学校です。
加藤純一さんはここで3年間学び、無事に看護師国家試験にも合格しています。
この看護学校時代が、ある意味で“二足のわらじ”の始まりだったとも言えます。
というのも、この頃にはすでに「うんこちゃん」という名前でニコ生での配信を始めていて、趣味の延長で配信していたにもかかわらず、予想以上に注目され始めていたんですよね。
昼間は実習や講義で看護の勉強をし、夜になるとパソコンを立ち上げて、視聴者とゲームを楽しんだり、雑談で盛り上がったり。
その生活を続けていくうちに、加藤純一さん自身も「自分はこの“しゃべる仕事”に向いてるんじゃないか」と感じ始めていたのかもしれません。
加藤純一の経歴
看護学校を卒業してからは、正看護師として病院に勤務していた加藤純一さんですが、現場のストレスや人間関係に悩むことも多く、何度か心が折れそうになったと語っています。
それでも2〜3年はしっかりと働いていて、命を預かる責任ある仕事に真摯に向き合っていたのは間違いありません。
一方で、ニコ生での配信はどんどん人気を集め、加藤純一さんの名前はネット上で急速に広がっていきます。
最初は“うんこちゃん”という名前で活動していたため、リアルの仕事と切り離していたものの、次第に配信が本業のようになっていきました。
やがて加藤純一さんは、「看護師のままでは自分らしく生きられない」と決断し、安定した職を辞めて配信者として生きていく道を選びます。
これは相当な勇気のいる決断だったと思いますが、結果的にそれが大きな転機となり、今の成功へとつながっていきます。
その後、2016年にYouTubeチャンネル「jun channel」を開設し、本格的に活動を移行。
2020年にはTwitchでも配信を始め、今では両プラットフォーム合わせて200万人以上のフォロワーを抱える、日本を代表する配信者のひとりとなっています。
特にYouTubeでは登録者数126万人を超え、総再生数も11億回以上に達しており、Twitchでもフォロワーが110万人を超えるなど、影響力の高さがうかがえます。
大きな話題を呼んだ出来事としては、2021年にYouTubeの登録者数が100万人を突破したことや、2022年に配信で結婚を発表し、披露宴の様子を生中継した際には、同時接続46万人という記録的な数字を叩き出しました。
加藤純一のプロフィール
- 本名:加藤 純一(かとう じゅんいち)
- 生年月日:1985年8月17日(39歳/2025年6月時点)
- 出身地:千葉県館山市
- 血液型:O型
- 身長・体重:176~176.5 cm、76 kg前後
2009年に「うんこちゃん」の名前でニコニコ動画にゲーム実況を投稿し始めたことが、ネット上での活動の始まりでした。
また、加藤さんは配信活動だけでなく、オーイシマサヨシさんとのコラボ曲「ドラゴンエネルギー」をリリースしたり、自らeスポーツチーム「Murash Gaming」を設立するなど、さまざまな分野に活動の幅を広げています。
2024年には「CUT純(カットジュン)」という美容室をオープンさせ、経営者としての顔も見せています。
さらに、スペイン発の7人制サッカー大会「King’s League」にアジア人として初めてゴールを決めたことでも注目を集めました。
まとめ
こうして振り返ってみると、加藤純一さんの人生って、すごくリアルなんですよね。
最初から“才能で一発当てた”わけじゃなくて、普通に地元の小中高を出て、専門学校に進み、資格を取って社会に出て……という、ごくごく普通のルートを歩んできた人。
でもその途中で、配信という新しい表現の場に出会って、自分の可能性を信じて飛び込んでいった。
その勇気と行動力が今の人気につながってるんだと思います。
誰にでも転機ってあるけど、それをつかめるかどうかは自分次第。
加藤純一さんの学歴や人生を知ると、そんなことをしみじみ感じますよね。
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