ふとした瞬間に聞こえてくるやさしい声、その中にふわっと忍び込んでくるような存在感。
それが久保ユリカさんだと思っています。
声優としてだけでなく、モデルや歌手としても活動してきた久保ユリカさん。
華やかな経歴の裏には、奈良という場所で育った少女時代や、見えないところで積み上げてきた努力の足跡があるのではないか――そんな思いから、今回は久保ユリカさんの学歴や経歴、プロフィールをしっかり掘り下げてみたいと思います。
久保ユリカの学歴は?
【祝】声優・久保ユリカ、結婚発表「″私自身が誰よりも″驚いております」https://t.co/cbKiCWF2jQ
「一般の方と結婚する運びとなりました」と報告。「これまで以上に、人として。表現者として。より一層精進してゆく所存ですので、どうか温かく見守っていただけますと幸いです」とつづった。 pic.twitter.com/7eMBD7qGSO
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 1, 2025
どこの学校に通っていたのか、どんな学生時代を過ごしていたのか。
ここが気になる人、意外と多いんじゃないでしょうか。
というのも、あれだけ多才でチャーミングな表現者が、どんな場所で育ったのかって、やっぱり知りたくなるんですよね。
出身小学校
久保ユリカさんは奈良県奈良市の出身。
出身小学校についての正式な情報は公開されていません。
ただ、奈良市内にある公立小学校のいずれかに通っていた可能性が高いようです。
奈良といえば、鹿と大仏のイメージが強いですが、実際に歩いてみると静かで穏やか、空が高くて時間の流れがゆるやかなんですよね。
あの空気の中で育った子どもが、都会であれだけ自由な表現をしていると思うと、なんだか面白いコントラストを感じます。
小学生の頃から、アニメや漫画が好きだったという久保ユリカさん。
自分も同じように、小学校の帰り道にアニメショップに寄るのが日課だったことを思い出します。
あの頃の夢中が、ちゃんと未来につながっているんだなと感じると、ちょっと励まされますね。
出身中学校
出身中学も明らかにはなっていませんが、奈良市内の中学校に通っていたと考えられています。
奈良市には20以上の中学校がありますが、その中でどれかは今となってはわからない。
ただ、注目すべきは中学生のときにモデルとして活動を始めていたことです。
2002年、中学1年生のときに「ニコラモデルオーディション」でグランプリを受賞。
その年齢で東京の芸能事務所と契約し、関西から上京を視野に入れるというのは、相当な覚悟が必要だったはずです。
中学生活を想像すると、きっと教室では静かに座っていたかもしれません。
でも、放課後には撮影やレッスン。
週末には東京へ…そんな生活を送りながらも、目立とうとはせず、ただ自分の好きなことを続けていた――そんな姿が浮かんできます。
その雰囲気、なんだかクラスに一人はいた“ちょっと不思議な空気を持つ子”みたいな印象です。
言葉にしづらいけど、なんとなく気になる。そんなタイプだったのではないでしょうか。
出身高等学校
高校についても正式な校名は明かされていません。
ただ、芸能活動との両立を考えた場合、「日出高等学校(現・目黒日本大学高等学校)」に通っていた可能性が高いという説があります。
この根拠になっているのが、タレントの菊地亜美さんと一緒に寮生活を送っていたというエピソード。
日出高校は芸能コースが充実していて、多くの芸能人が在籍・卒業していることでも知られています。
その学校では、学業と芸能活動の両立を前提としたカリキュラムが組まれているため、モデルやグラビア活動をしながらでも通学できたわけです。
自分も高校時代に「進学校じゃなくて夢を応援してくれる場所に行きたい」と考えたことがあるので、久保ユリカさんの選択にちょっと共感してしまいます。
周囲に流されず、自分が信じる道を選ぶ。その芯の強さが、後の声優業にもつながっているのかもしれません。
出身大学
大学進学については情報が見つかっておらず、おそらく大学には進学していないと見られています。
高校卒業後は本格的に芸能の道へシフトし、声優としての活動が本格化していきました。
大学に行かないことに対して、当時どう思っていたのかは分かりません。
ただ、今となってはその決断が正しかったと証明されていますよね。
何かを選ぶということは、何かを捨てるということでもある。
けれど、久保ユリカさんの場合、選び取った道を丁寧に進んできた印象があります。
大学に行って就職して…というルートだけが正解じゃないということを、声優としての成功で見せてくれた存在です。
久保ユリカの経歴やプロフィール
久保ユリカさんは1989年5月19日生まれで、奈良県の出身です。
のびのびとした空気の中で育ち、その影響か性格も穏やかでやわらかな雰囲気をまとっています。
幼少期からアニメが大好きで、声優という仕事に強い憧れを持っていたそうです。
愛称の「シカコ」は、出身地である奈良と“鹿”をかけたあだ名で、ファンの間ではすっかり定着しています。
実際、奈良出身と聞いたときに「ああ、それで“シカコ”か!」と私も納得したひとりです。
モデルから声優へ:多彩な表現者としての原点
久保ユリカさんは中学生の頃から芸能界に関わり、『ニコラ』などの雑誌でモデルとして活動を始めました。
スラッとしたスタイルと整った顔立ちで、当時から注目されていた存在だったそうです。
モデルの仕事を通じて表現する楽しさを知り、徐々に声の仕事へと興味を深めていきます。
その後、2010年前後から声優として本格的に活動を開始。
これが久保ユリカさんの“声の道”のスタートになりました。
最初に久保ユリカさんを知ったのは『ラブライブ!』の小泉花陽役でした。
あのやわらかくて、でも芯のある声に一発で惹かれてしまいました。
演じるキャラクターの気持ちがストレートに伝わってくるんです。
あれから何年経っても、あのときの印象はまったく色あせません。
代表作と広がる演技の幅
久保ユリカさんの代表作としては、やはり『ラブライブ!』の小泉花陽が最も知られているでしょう。
μ’s(ミューズ)のメンバーとして一躍有名になり、ライブパフォーマンスでも多くのファンを魅了しました。
ただ、その後の活躍も決して一過性のものではありません。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』では櫛田桔梗役を演じ、人懐っこさと裏の顔を併せ持つ難役に挑戦。
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の梓川花楓や、『少女終末旅行』のユーリなど、ジャンルもキャラの個性もバラバラな作品に次々出演しています。
私は『よう実』の櫛田役の演技が特に印象に残っています。
表と裏のギャップが大きなキャラクターなのに、どちらも自然に演じ分けていて、むしろその落差が魅力になっていたんです。
あの演技力には正直ゾクっとしました。
歌手活動
声優としての実績だけでなく、久保ユリカさんは歌手としても本格的に活動しています。
2016年に「Lovely Lovely Strawberry」でソロデビューを果たし、2017年にはアルバム『VIVID VIVID』をリリース。
楽曲はポップで可愛らしいものが多く、久保ユリカさん自身のキャラクターにぴったりです。
私が初めてソロ曲を聴いたとき、最初は「アイドルっぽい曲かな?」と思ったんですが、歌詞を読んでみると案外深くて、ちょっとしたメッセージがこもってるのがわかって。
しかも歌声にはちゃんと感情があって、どこか透明感があるんですよね。
ライブでもそのままの声が出せるのが、本当にすごいと思いました。
グラビア・写真集・舞台
声優・歌手活動の合間に、グラビアや写真集、舞台などにも精力的に取り組んできたのが久保ユリカさんのすごいところです。
写真集『EUREKA』では、ふだんの素朴な雰囲気とはまた違った、どこかミステリアスでしなやかな一面が見られます。
舞台でも、身体表現やセリフ回しの細やかさが光っていて、声だけではない演技力を感じさせます。
YouTubeチャンネル「シカコは宇宙」では、飾らない素顔を見せていて、カメラ越しに話しているだけなのに、ついつい何本も観てしまうんです。
ちょっと不器用なところや、ふわっとした受け答えがたまらなく魅力的で、リアルな人柄に惹かれる人が多いのも納得できます。
まとめ
久保ユリカさんは奈良県出身で、中学生の頃からモデルとして活動をスタートしました。
高校時代も学業とモデル活動を両立させ、努力を重ねてきたことが伝わります。
声優への道は、ファッションモデルとしての経験を活かしつつ2010年頃に本格的にスタートし、『ラブライブ!』の小泉花陽役で大きく飛躍しました。
声優だけでなく歌手や舞台、写真集と多彩な分野で活躍し、親しみやすい人柄もファンから愛されています。
久保ユリカさんの今後のさらなる成長と活躍が楽しみでしょうがありません。
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