朝、コンビニで支払いを済ませるとき。ふと横を見ると、スマホで何か操作している人がいる。
何気なく見ていたら、「ポイントアプリでスタンプ押してる」と話していて、あぁ、ポイ活ってもう当たり前の時代なんだなと実感しました。
さて今回は、そんなポイ活をしている人たちの年齢層について、ちょっと本音で掘り下げてみようと思います。
ポイ活ユーザーはどんな年代?
ポイ活って、なんとなく主婦や学生がやっているイメージがあるかもしれません。
でも実際にはもっと広い層が活用していて、ちょっと意外な年代も多いんですよ。
学生や若者の間で広がる「楽しく稼ぐ」感覚
最近の大学生や20代前半の人たちは、「お金を稼ぐ」とか「節約する」っていうよりも、“楽しみながらお得になる”感覚でポイ活をやっているみたいです。
たとえば、通学中の電車の中でコツコツアプリを開いてポイントを貯めていたり、友達同士で「今日のルーレット回した?」なんて会話が交わされていたり。
私の知り合いにも、「アプリで貯めたポイントでスタバの新作買えた!」って嬉しそうに話していた人がいました。
節約というより、ちょっとした報酬感覚なんですよね。
だからこそ、続けやすいのかもしれません。
実際に20代に人気なのが、「トリマ」や「Rakuten Pasha」などの“スキマ時間でできる”アプリたち。
歩数や移動距離がそのままポイントになったり、レシートを撮影するだけで報酬が得られたり。
とにかくラクで楽しいものが好まれている印象があります。
主婦層はやっぱりポイ活の王道
一方で、ポイ活の王道といえばやはり主婦層。
これは昔から変わらない印象です。
私もそうなんですが、毎日の買い物で「どうせ買うならポイントが貯まるほうがいい」と思うのはごく自然なこと。
レシート投稿や、バーコード読み取り、キャンペーンの参加など、「ちょっと手間をかけてお得になる」のが楽しいんです。
最近では買い物のついでに立ち寄るドラッグストアで、ポイントアップの日を狙ってまとめ買いしている方をよく見かけます。
「この日は5倍だから今日がチャンス!」みたいな会話が交わされているのを耳にすると、あぁみんな計画的にやってるんだな〜って感心しちゃいます。
この層に人気なのは、「モッピー」や「ハピタス」といった定番のポイントサイト。
ネット通販で買い物をする際に経由するだけでポイントがもらえるのは、家計管理に役立つし、何より“賢く節約してる感”がたまらないんですよね。
あと「レシポ!」や「CASHb」など、レシート投稿型のアプリもじわじわ人気です。
60代以上も静かに増えているポイ活人口
ちょっと前まで、「年配の人はスマホ苦手だし、アプリとかは…」と思っていたんですが、それはもう古い感覚なのかも。
私の母がまさにその例で、最初は「なんだか難しそう」と言っていたのに、今では「楽天リーベイツ経由だとポイント二重取りできるよ」なんて教えてくれるほど。
特にテレビで紹介されたサービスを見て、「試してみようかな」と始める方も多いようです。
買い物ついでにアプリを開いてポイントチェックをしている姿を見ると、完全に生活の一部になっているのが伝わってきます。
この年代では、「Tポイント」や「dポイント」「楽天ポイント」など、よく使う実店舗と連携しているポイントサービスが好まれる傾向があります。
特に「Tポイント×Shufoo!」などのチラシ閲覧型のアプリは、買い物計画にも役立ちつつ、ポイントがもらえるのが魅力のようです。
使い慣れたお店やサービスと結びついていると、安心して使えるというのも大きいですね。
ポイ活年齢層が広がった理由とは?
じゃあ、どうしてこんなにいろんな年代の人がポイ活に手を出すようになったんでしょう?
そこには時代の流れと、生活スタイルの変化が影響しているようです。
スマホアプリの進化が後押し
まず大きいのは、スマホアプリの使いやすさが格段にアップしたこと。
昔のポイ活アプリって、画面がごちゃごちゃしていたり、広告だらけで正直めんどくさい印象でした。
でも今は、直感的に操作できて、必要な情報だけがサッと見られるものが増えています。
私も以前は「ポイントアプリってめんどくさいから続かない」と思っていた派なんですが、最近のアプリは本当にサクサク使えて、ストレスがありません。
「あれ、これなら続けられるかも」と感じる瞬間って、すごく大事だと思います。
ポイントの使い道が実用的になってきた
それから、ポイントの使い道がどんどん実用的になってきたことも大きいです。
昔は「貯めたけど結局使い道がない」ってケースが多かったのに、今は電子マネーへの変換や、コンビニ、ファストフード店などでそのまま使える場面が増えてきました。
実際に、私も貯めたポイントでランチ代が浮いたり、ネットショッピングで送料無料にできたりと、ちょっとしたお得を実感できる場面が増えた気がします。
こういう実感って、モチベーションになりますよね。
物価上昇が“お得”を求めるきっかけに
最近はスーパーに行っても「あれ、また値上がりしてる…」って思うことが多くて、どこでどう節約するかって真剣に考えるようになりました。
そんな中、ポイ活って“我慢しない節約”の選択肢としてすごくありがたい存在です。
無理して生活の質を下げることなく、ちょっとした工夫でお得になる。
それならやってみようかなって思う気持ち、すごくよくわかります。
年齢別に見える、ポイ活スタイルの違いが面白い
年齢が違えば、ポイ活のアプローチも違ってきます。
その違いがまた興味深くて、知れば知るほど奥深い世界だなと感じます。
若年層は「遊び感覚」でサクッと
若い世代は、深く考えずに「なんとなくお得だからやってる」という人が多い印象です。
リズムよくタップするだけでポイントがもらえるアプリとか、歩くだけで貯まる健康系アプリとか、手軽で楽しいものが人気みたいです。
“ちょっとしたスキマ時間にできる”というのがポイントで、電車やバスの移動中、授業の合間など、生活の中に自然に溶け込んでいる感じがします。
主婦層は「日常生活の延長」でコツコツ
主婦のポイ活は、まさに「日常に組み込まれた習慣」。
買い物リストを作るついでにポイント対象商品をチェックしたり、キャンペーンを狙って動くなど、段取りがすごい。たまにSNSでポイ活報告を見かけますが、分析力と応用力に脱帽です。
この「地道さ」が一番成果に結びつきやすいのもまた事実。
気づけば数千円分のポイントが貯まっていて、月の食費がぐっと楽になっていたりします。
シニア世代は「趣味と実益を兼ねて」
そして、シニアのポイ活はどこか優雅さすら感じます。
スマホに慣れ親しんだ世代ではないぶん、「覚えたことはしっかり使いこなす」というスタイルが多くて、焦らず丁寧に取り組んでいるように見えるんです。
たとえば、「朝の散歩ついでにスーパーでアプリのスタンプを押すのが日課」とか、「週末の買い物はまとめて、ポイント2倍デーに合わせる」など、無理なく生活に溶け込んでいる様子が印象的でした。
まとめ
年齢なんて関係なく、自分のペースで、自分のスタイルでできるのがポイ活の魅力。
そして何より、ちょっとだけ得したときのあの「ふふっ」てなる感じ。それこそが、ポイ活の一番のご褒美かもしれません。
もしまだポイ活を始めていないなら、まずは一つお気に入りのアプリを見つけてみてください。
コツコツでも、楽しんでやってみれば、思わぬところで新しい発見があるかもしれませんよ。
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