俳優・田中圭さんといえば、ドラマや映画、バラエティ番組などで幅広く活躍しており、その親しみやすいキャラクターで多くのファンを魅了しています。
しかし、彼の学歴や経歴についてはあまり知られていないかもしれません。
実は、超難関校を卒業し、スポーツでも全国レベルの実力を持っていたという、驚きの経歴の持ち主なのです。
今回は、田中圭さんの学歴や経歴、プロフィールについて詳しくご紹介します。
田中圭の学歴がすごい!
【謝罪の言葉も】田中圭、有料ブログで不倫報道を釈明https://t.co/a9kmSgMwxV
ブログでは、「楽しい仲間連れの飲み会が行き過ぎてしまい、誤解を招く軽率な行動となった事について、深く反省する思いです」などと記し、ファンに謝罪した。 pic.twitter.com/djswcqcWdv
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 2, 2025
まずは学歴をざっくりまとめると以下のとおりです。
- 出身小学校:中央区立久松小学校
- 出身中学校:渋谷教育学園幕張中学校(偏差値75)
- 出身高校:渋谷教育学園幕張高校(偏差値75)
- 出身大学:進学せず
小学校から大学までを順を追ってみていきましょう。
田中圭の出身小学校(中央区立久松小学校)
東京都中央区にある公立の久松小学校に通っていた田中さん。
家族構成は両親と本人の3人家族ですが、田中さんには実は妹がいました。
しかし彼が5歳のときに亡くなっており、それ以降は母ひとり子ひとりで育てられています。
母親は女手一つで田中さんを育てあげましたが、実は父親も会社経営者で養育費をきちんと支払っていたため、生活に困ることはなかったそうです。
小学校時代は水泳、ピアノ、バイオリン、公文式など様々な習い事をしており、非常に多忙な日々を送っていました。
とくにバスケットボールの腕前が突出しており、全国大会で優勝経験もあるほど。
きっかけはバスケ好きだった母親の影響で、小学生にしてプロ選手を夢見ていたそうです。
また、成績も非常に優秀で、100点以外はとったことがないと語られるほど。
学校内では「神童」と呼ばれていたとか。
そんな田中さんですが、5年生のときに江東区の亀戸へ引っ越し。転校はせず越境通学をしていましたが、電車通学によって毎日遅刻。
その結果、反省文が800枚にもなったという伝説エピソードもあります。
また、小学5年からはスパルタ塾に通い、1日8時間の猛勉強。
かかと落としをされるような厳しい指導の中、東京大学を目指して勉強していたとのことです。
田中圭の出身中学校(渋谷教育学園幕張中学校)
偏差値75という超難関中学校、渋谷教育学園幕張中学校に見事合格した田中圭さん。
東京都心の公立小学校から、千葉にある名門中学に進学したというだけでも、その頭脳明晰ぶりが伺えます。
この学校は中高一貫で、授業のスピードも非常に早く、中3の段階で高校のカリキュラムを履修するほど。
もちろん小学校からの内部進学はなく、一般受験での入学のみ。
かなりの努力が必要だったはずです。
しかし、入学後は一転して勉強に対するモチベーションが低下。
自由な校風に触れ、「勉強しなくても誰も怒らない」と感じてしまい、成績は急落します。
トーク番組でも「かかと落とし来ねぇじゃん!」と冗談交じりに語っていたのが印象的でした。
中学ではバスケットボール部に所属し、レギュラーとして活躍していましたが、3年生のときに靭帯を損傷。
左右両足の靭帯を切るという大怪我で、1年間バスケができなくなってしまいます。
この出来事をきっかけに「不良と化した」と自虐的に語っていますが、具体的には学校帰りにゲームセンターに寄る程度だったそうです。
やり場のないエネルギーを持て余していた田中さんを見かねた母親が、オーディション雑誌に応募。
5000円のお小遣いと引き換えに「21世紀ムービースターオーディション」に参加し、これが芸能界への第一歩となります。
最終選考には残るものの落選。
しかし、これをきっかけに現在の芸能事務所から声がかかり、中学3年生で事務所入り。
渋谷での面接に友達同伴で行ったところ驚かれたというエピソードも。
田中圭の出身高校(渋谷教育学園幕張高校)
中高一貫のため、渋谷教育学園幕張高校にもそのまま進学しています。
この高校も中学同様に偏差値75という超進学校で、東大をはじめとした難関大学への合格者を多数輩出しています。
しかし田中さんは、「高校時代は勉強そっちのけで青春していた」と語っています。
すでに芸能活動を始めていたため、勉強よりも現場の経験を積むことを優先したのでしょう。
高校在学中にはすでにテレビドラマや映画にも出演しており、芸能活動との両立は相当ハードだったはずです。
また、この頃から「芝居を本格的にやってみたい」という気持ちが芽生え始めます。
高校3年生のときに大学進学を選ばず、芸能一本で勝負することを決意。
これには周囲も驚いたようですが、本人の中ではすでに固まった決断だったようです。
ちなみに母校のパンフレットモデルを務めていたこともある田中さん。
本人も「芸能界に入る前は目立ちたがりではなかったけど、どこかで人前に立ちたかったのかもしれない」と振り返っています。
大学に進学しなかった理由は?
渋幕から大学に進学しないという選択は、かなり異例だったはずです。
芸能活動に集中するためとはいえ、周囲の期待やプレッシャーもあったでしょう。
本人曰く「どうしてもやりたい芝居があった」「自分で責任を持って選んだ道」とのこと。
進学しなかったことへの後悔は一切なく、「あのとき決断してよかった」と語っています。
一方で、知識への探求心は今でも強く、読書や勉強は継続しているそうです。
演じる役柄によっては、関連分野の本を何冊も読むなど、学び続ける姿勢は健在です。
田中圭のプロフィール
2020年代に入ってから、田中圭さんの名前を知らない人はいないんじゃないかと思うくらい、テレビでも映画でも引っ張りだこの存在になりましたよね。
自然体で飾らない雰囲気、それでいてどこかミステリアスな空気もある。
そんな田中圭さんのこれまでの歩みを、ざっくりでも知っていると、ドラマや映画の見方もまた変わってくる気がします。
東京都江東区生まれ、バスケ少年時代から俳優へ
田中圭さんは1984年7月10日生まれ、東京都江東区亀戸出身です。
バスケットボールに夢中だった少年時代を経て、俳優の道へ進むという、ちょっと意外な経歴の持ち主。
実は、全国大会に何度も出ていたほどの実力者だったそうです。
もしケガをしていなかったら、プロバスケ選手になっていたかも…というのも納得ですね。
中高一貫の進学校・渋谷教育学園幕張高校を卒業していて、文武両道な印象。
その後、2003年のドラマ『WATER BOYS』で本格的に注目されはじめました。
芸歴
『WATER BOYS』や『トリビアの泉』のVTR出演といった地道な活動を続けながら、2008年の映画『凍える鏡』で初主演、そして2009年には連ドラ『子育てプレイ』で主演を務めるようになります。
でも、やっぱり田中圭さんの名前が一気に広まったのは、2018年の『おっさんずラブ』じゃないでしょうか。
あの自然体の演技と、ちょっと抜けてるけど誠実な役柄が、本人のキャラクターとも絶妙にリンクしていて…。
SNSも騒然、関連グッズや写真集が再販されるなど、一種の社会現象にもなりました。
その年は、主演男優賞や「GQ MEN OF THE YEAR」など数々の賞も受賞し、一気に国民的俳優の仲間入りを果たします。
バラエティでも大活躍
俳優としてだけじゃなく、バラエティでも田中圭さんの魅力は健在。『ぐるナイ』のゴチレースでも見せた、ちょっと天然っぽい一面や、妙に素直なリアクションがとにかく愛されポイントです。
さらに2021年からは音楽番組『MUSIC BLOOD』でMCを務め、聞き手としての柔らかさも見せてくれています。
家族との関係
2011年には女優のさくらさんと結婚し、現在は二児の父。
2012年と2016年にそれぞれ娘さんが誕生しています。
長女がドラマ『ドクターX』にエキストラ出演していたというエピソードも微笑ましいですよね。
私生活ではバスケや銭湯巡りが趣味。『銭湯と和菓子と田中圭(仮)』という連載をもっていたほど、和の癒しを愛する一面も。
2023年にはFIBAバスケW杯の番組キャスターも務めていて、好きなことを仕事に繋げていく姿勢にも共感します。
人柄
田中圭さんの魅力って、何を演じても“作ってる感じ”がしないことなんですよね。
どんなにシリアスな役でも、どこか生活感や人間味があって、観ているこっちの感情にも自然に入り込んでくる。
それは多分、母子家庭で育ち、若くして妹を亡くすという経験や、役者として下積み時代を長く過ごしたことも関係しているのかもしれません。
派手じゃないけど、芯があって優しい。
そんな田中圭さんの存在は、これからもずっとドラマや映画の中で光り続けていく気がします。
まとめ
田中圭さんの学歴は、小学校から高校まで名門を歩んできたまさに“文武両道”の道のりでした。
特に中高一貫の渋谷教育学園幕張での生活は、彼の人生に大きな影響を与えたようです。
勉強に励んだ幼少期、バスケに熱中した中学時代、俳優を志した高校時代。
それぞれのフェーズで悩み、迷いながらも、しっかりと自分の道を選んできた田中圭さん。
その背景を知ると、演技にもより一層深みを感じられるかもしれません。
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