最近、声優の仕事に興味を持つ人が増えてきました。
アニメやゲームの人気に加え、ナレーションや企業向け動画の需要も高まっている中で、「副業として声優ってどうなの?」と考える人も多いようです。
この記事では、副業声優として実際に稼げる金額や、どんな仕組みで報酬が発生するのかについて、自分の体験も交えながらお話ししていきます。
副業声優の主な仕事内容
副業声優として活動する場合、どんな仕事があるのかは最初に知っておきたいポイントです。
本業のプロ声優と違って、副業として始める場合は自宅で録音できる案件が中心になります。
たとえば、企業のPR動画やYouTubeのナレーション、電子書籍の読み上げ、電話応答の音声などがあります。
最近ではAI音声と競合する場面もあるのですが、人間らしい表現を求める案件は根強く残っています。
最初に受けたのは、海外企業の紹介動画の日本語ナレーションでした。
報酬は1分あたり1500円くらいで、全体で5分の音声だったので7500円。
初心者向けとしてはなかなか良い金額でした。
副業声優の収入
副業声優としての報酬は、案件の内容や長さ、クライアントの予算によって大きく変わります。
よくあるのは、「1文字〇円」や「1分〇円」といった単価での契約です。
文字単価の場合、0.5円〜2円くらいが相場で、1分単価の場合は500円〜3000円ほどが目安になります。
ちなみに、商用利用が含まれると追加で数千円〜数万円の料金が発生することもあります。
自分が請け負った案件の中では、特にゲームアプリのキャラクターボイスが高単価でした。
2時間程度の収録で3万円ほどの報酬になり、嬉しかった記憶があります。
もちろん演技力が問われるので、事前にかなり練習しましたが、それも含めて楽しい経験でした。
実際に月どれくらい稼げるのか
では、副業声優としてどのくらいの収入を見込めるのか、気になるところです。
始めたばかりの頃は、月に1万円程度の収入があるだけでも上出来です。
音声の品質や演技力、納品の丁寧さなどが評価されると、リピート依頼が来るようになり、収入も少しずつ増えていきます。
慣れてくると、週に2〜3件こなして月5万円ほどになる人も多いです。
最初の3ヶ月は月5000円前後でしたが、半年ほどで月3万円を超えるようになりました。
土日に集中して作業をしたり、夜に1時間だけ時間を取って録音するなど、自分のライフスタイルに合わせて続けられるのが魅力です。
副業声優の必要な機材と環境
副業声優を始めるには、ある程度の機材が必要になります。
ただし、全部そろえても数万円あれば十分です。
まず必要なのは、コンデンサーマイクとオーディオインターフェース。
音質を良くするためにポップガードやマイクスタンドもあると便利です。
そして、静かな部屋で録音できることが大前提。
自分は最初、クローゼットに毛布をかけて簡易的な防音環境を作っていました。
思っていたより音がクリアになり、驚いた記憶があります。
録音ソフトは無料で使えるAudacityや、少し高機能な有料ソフトなどがあります。
編集スキルも少しずつ覚えていけば大丈夫です。
副業声優の仕事探し
仕事の探し方も、副業声優として安定して活動するには重要なポイントです。
クラウドソーシングサイトや、音声特化型のマッチングサイトを使うのが一般的です。
最近ではココナラやSKIMAなどで「声の仕事」がかなり増えてきています。
SNSでポートフォリオを発信するのも、意外と効果があります。
自分もX(旧Twitter)にサンプル音声を投稿したら、そこからDMで依頼が来たことがありました。
始めたばかりの頃は低単価でも受けて、実績を増やすのが近道です。
ただし、あまりに安すぎる案件は避けるのも大事。
適正な報酬をもらう意識も持っておくと、長く続けやすいです。
実績が増えるとどんな変化があるか
ある程度実績がついてくると、仕事の幅が一気に広がります。
最初はナレーションだけだったのが、ストーリーボイスやキャラクターのセリフ読みなど、演技力が必要な案件も任されるようになります。
また、継続契約をもらえるようになると、収入が安定してきます。
「またお願いしたい」と言ってもらえるのは、本当に励みになりますし、自信にもつながりました。
最近では、同人ゲームやYouTubeチャンネルのレギュラー出演も増えてきています。
自分の声が使われることで、作品の世界観に貢献できる喜びがあります。
副業声優として成功するためのコツ
副業とはいえ、声優の仕事はプロ意識が問われます。
だからこそ、いくつか大事にしているポイントがあります。
まず、納期を守ること。これは当たり前のようで、信頼を得るためにはとても重要です。
そして、録音前に原稿をしっかり読み込んで、求められる雰囲気やトーンを意識することも大切。
依頼主の意図をくみ取ることで、「この人は違う」と思ってもらえます。
あとは、少しずつでも成長を意識すること。
発声練習や滑舌トレーニング、プロの声優さんの演技を聞いて研究するのもおすすめです。
自分は毎日5分だけでも発声練習を続けていて、その積み重ねが大きな差を生んだと思っています。
副業声優の将来性とこれから
副業声優の市場は、これからも広がっていくと感じています。
企業が動画での情報発信を重視するようになり、AI音声ではまかなえない「感情表現」や「ニュアンス」が必要とされているからです。
実際、自分の周りにも副業で声優を始めて、徐々に本格的な活動にシフトしている人が増えています。
もちろん簡単に稼げる世界ではありませんが、コツコツ続けていけばしっかり結果が出る仕事です。
なにより、自分の声で誰かの心に残る仕事ができるというのは、他の副業では味わえない魅力だと思います。
副業として声優に挑戦する人が増えている今だからこそ、少しでも興味があるなら一歩踏み出してみてほしいです。
録音環境を整えて、最初の一歩を踏み出せば、思った以上に楽しくてやりがいのある世界が待っています。
まとめ
副業声優を始めて、本当に良かったと感じています。
初めて自分の声が作品として世に出たときの感動は、今でも忘れられません。
もちろん最初は不安もありましたし、失敗もたくさんしました。
でも、録音を重ねていくうちに少しずつスキルが身につき、報酬も増えてきて、自信につながりました。
「自分にはできないかも」と思っている人も、まずは無料の録音ソフトと安価なマイクを用意して、簡単な原稿を読んでみ
るだけでもいいんです。声を使った仕事は、自分を表現する素敵な手段の一つです。
これから副業声優に挑戦する方の背中を、ほんの少しでも押せたなら嬉しいです。
自分の声が、誰かの心に届く。そんな未来を一緒に目指していきましょう。
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