映画やドラマでじわじわと存在感を放っている瀧内公美さん。
最近は連続ドラマで見かける機会も増えて、ますます気になる存在になってきました。
この記事では、そんな瀧内さんの学歴や学生時代のエピソード、女優としてのルーツをたどってみたいと思います。
瀧内公美の出身高校どこ?学歴紹介
オフィシャルサイトのためのポートレートを撮影させていただいた瀧内公美さんが、現在公開中の映画『レイブンズ』(脚本・監督:マーク・ギル/主演:浅野忠信)に出演されています。
映画は写真家・深瀬昌久の人生を描いたもので、瀧内さんは、深瀬の妻で被写体であった洋子を演じています。… pic.twitter.com/30qkIomkTt— Kenshu Shintsubo 新津保建秀 (@kshintsubo) April 2, 2025
地元・富山県で過ごした高校時代についてご紹介します。
瀧内公美さんが通っていたのは「富山県立高岡西高校」です。
偏差値はおよそ54とされ、県内では中堅クラスの高校として知られていました。
今はもう存在しない学校で、2022年に高岡高校と統合されて閉校となっています。
ちょっと寂しい気もしますね。
高校ではバドミントン部に所属していて、日々ハードな練習に励んでいたようです。
この学校のバドミントン部は県内でも強豪だったので、部活動中心の学生生活だったのではないでしょうか。
実際に瀧内さん自身が「学生時代はバドミントンをやっていた」とインタビューで話していました。
ただ、スポーツ一色の青春というわけでもなかったようです。
当時から芸能活動にも少しずつ関わっていたそうで、富山県内でグラビアのお仕事をしていたこともあったとのこと。
とはいえ、本人いわく「当初はそこまで強い気持ちはなかった」と語っており、将来を見据えていたというよりは、自然な流れで始まった感じだったのかもしれません。
また、高校時代は門限が決められていたそうで、家庭のしつけもきちんとしていた様子がうかがえます。
のびのびしながらも、ちゃんとしたルールのある環境で過ごしていたのかもしれません。
大学時代
次は、大学時代のお話です。
瀧内さんが進学したのは「大妻女子大学」。
児童教育学部(現在は家政学部児童教育学科)に在籍していました。
偏差値はおおよそ45。
女優を目指すうえで、芸術系の道に進む人が多い中、あえて教育学を選んだ理由について本人は次のように語っています。
「父から『東京に行くなら大学は出ておきなさい』と言われたんです。
芸大や専門に行くという発想がなくて、教育学部を選びました。
でも、子どもの心理などを学ぶことができて、すごく勉強になりました」
この言葉からもわかるように、しっかりと家族の意見を聞きながら、自分の夢にも近づいていく。
そんなバランス感覚を持っていたんだなと感じました。
また、大学では小学校教諭の免許も取得していて、実習にも取り組んでいました。
ただ、この教育実習がかなり大変だったようで、慣れない満員電車や早起きに苦しんだそうです。
「こんなに苦労するなら富山に帰りますって気持ちになった」と語っている場面もあり、理想と現実のギャップを肌で感じた経験が、女優の道を選ぶきっかけになったのかもしれません。
そして、大学4年生の頃に転機が訪れます。
たまたま映画の撮影現場に出くわして、エキストラとして現場に参加。
好きだった映画の世界に直接触れるうちに、「この世界に入りたい」と強く感じるようになったそうです。
この時の感情を「身近で役者のお芝居を見て、現場の空気に惹かれました」と語っていて、もともと心の奥にあった女優への憧れが、現実の行動に結びついた瞬間だったんだと思います。
偶然の出会いって、不思議な力を持っているものですよね。
小学校・中学校時代
最後に、もっとさかのぼって小・中学校時代についても触れておきます。
瀧内さんが通っていた小学校は「高岡市立伏木小学校」、中学校は「高岡市立伏木中学校」です。
どちらも地元・高岡市の公立校で、親しみやすい地域の学校といった雰囲気です。
幼い頃は、父親の仕事の都合でインドネシアと日本を行き来していたそうです。
5歳から小学4年生までの間、異文化の中で育った経験が、今の表現力にも影響を与えているのかもしれません。
自分も幼少期に海外を転々とした経験があるので、なんとなくその感覚はわかります。
言葉も文化も違う中で育つことで、柔軟な価値観や独特の感性が育まれるんですよね。
また、母親が映画好きだった影響で、小学生の頃から映画に触れる機会が多かったとのこと。
中高生になってからも映画館によく通っていたそうで、自然と映画女優への憧れが育っていったようです。
好きなことに早くから触れるって、将来の方向を決めるうえで大きな意味を持つんだなと改めて感じます。
ちなみに、小学生の頃はそろばん塾にも通っていたそうで、意外にも真面目な一面もあったようですね。
瀧内公美のプロフィール
瀧内公美さん(たきうち くみ)は1989年10月21日生まれ、富山県高岡市出身の俳優です。
身長167cm、血液型はAB型。
大学を卒業した2012年に芸能事務所に所属し、女優としての活動が本格的にスタートします。
2014年には映画『グレイトフルデッド』で初主演。
その後、2017年の『彼女の人生は間違いじゃない』で高い評価を受け、報知映画賞主演女優賞などを受賞しました。
このあたりから注目度が一気に高まった印象があります。
私自身、この映画を見たときに感じたのが「静かだけど強い」。
感情を大げさに見せない分、目線や表情で語るような演技がすごく印象に残りました。
派手さはなくても、芯があってリアリティを感じさせてくれる女優さんなんだなと。
最近では『大豆田とわ子と三人の元夫』『二月の勝者』など、話題のドラマにも出演。
これからさらに活躍の場を広げていきそうです。
ちなみに、大学時代はコストコでアルバイトをしていたそうで、今の雰囲気からはちょっと想像がつきませんよね。
しかも、当時は今よりも15キロも体重が多かったとのことで、努力して現在のスタイルを作り上げてきたことにも驚かされます。
まとめ
【コラム】『あんぱん』では複雑で多面的な役柄に 瀧内公美、冷静な自己分析で歩んできた俳優人生https://t.co/J4Kir0efsj#尾崎真佐子 #あんぱんコラム #あんぱん #光る君へ #今田美桜 #瀧内公美 #北村匠海
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瀧内公美さんの学歴を振り返ってみると、地元・富山から一歩ずつ夢に近づいていく様子が見えてきました。
教育学を学びながらも女優への想いを持ち続け、偶然の出会いをきっかけに道を切り開いていく姿には、素直に心を動かされます。
今後も出演作がどんどん増えていくでしょうし、どんな役柄を演じるのか楽しみです。
これからも瀧内さんの活躍を、ひとりのファンとして見守っていきたいと思います。
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