俳優・吉岡秀隆さんといえば、あの「北の国から」の純役で一気に全国区の知名度を獲得し、その後も「Dr.コトー診療所」など数々の話題作に出演してきた大ベテラン。
けれど、プライベートの話ってあまり表に出てこないんですよね。
この記事では、吉岡秀隆さんの学歴や俳優としての経歴、そして年収や基本プロフィールまで掘り下げてみました。
吉岡秀隆の学歴は?どこの高校・大学に通っていた?
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『Dr.コトー診療所』
『Dr.コトー診療所 2006』#吉岡秀隆 出演。東京の病院で起きたある事件をきっかけに、離島の診療所へと赴任してきた医師の五島健助(吉岡秀隆)。離島医療に情熱をかけ、命の尊さに執着する青年医師の熱い闘いを描く。#Drコトー診療所 pic.twitter.com/uRKfEbzqq2
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子役として早くから芸能界で活躍されていた吉岡秀隆さん。
そのため、学校生活と俳優業をどう両立していたのか気になるところです。
出身小学校は蕨市立中央小学校
埼玉県蕨市にある中央小学校に通っていた吉岡秀隆さん。
地元では礼儀正しく穏やかな性格の少年として知られていたようです。
芸能活動は小学校低学年からスタートしていて、すでにテレビ出演もこなしていたことから、先生方からの配慮もあったと言われています。
例えば、行事や授業の一部を欠席しても、補習や課題でフォローする体制が整っていたとか。
自分が小学生の頃なんて、テレビに出てる同級生がいたら大騒ぎしてしまいそうですが、当時の吉岡秀隆さんは落ち着いた雰囲気でクラスに馴染んでいたそうです。
出身中学校は蕨市立第二中学校
そのまま地元の蕨市立第二中学校に進学しています。
中学時代には「北の国から」シリーズが大ヒットしていたため、すでに“有名子役”というポジションで日常生活を送っていたはずです。
学校と撮影現場を行き来する生活はかなりハードだったと思いますが、それでも成績は悪くなかったとの噂もあります。
クラブ活動や行事にはあまり出られなかったかもしれませんが、友人との関係は続けていたようで、時には撮影の合間に地元の仲間と遊ぶ姿も目撃されていたとか。
中学卒業アルバムには、すでにどこか俳優としての覚悟がにじむような表情で写っているのが印象的です。
出身高校は自由の森学園高等学校
高校は、埼玉県飯能市にある自由の森学園へと進学。
ここは一般的な進学校とは違い、「自由な教育」「個性を尊重する」ことに重きを置いている学校です。
制服がなく、テストや成績の評価方法も独特なことで知られています。
吉岡秀隆さんがこの高校を選んだ理由も、おそらく撮影スケジュールに柔軟に対応できる自由な校風と、自分の表現力を磨くための環境を求めてのことだったのかもしれません。
実際、校内には演劇や芸術活動に積極的な生徒も多く、そうした中で感性を刺激された部分も多かったのではないでしょうか。
学校の先生と自主的に脚本について語り合った、なんてエピソードも一部で語られています。
出身大学は亜細亜大学・経営学部(中退)
高校卒業後は、東京都にある亜細亜大学の経営学部に進学しました。
学部選びに関しては、「俳優業を続ける中でも経営感覚を持っておきたい」という本人の考えがあったようです。
ただ、当時すでに映画やドラマに多忙で、大学の講義に出席できる日が限られていたとも言われています。
中退という形にはなってしまいましたが、通っていた間は真面目にレポートや課題に取り組んでいたようです。
芸能活動と大学生活を両立しようとする姿勢は、むしろ好感が持てますよね。
今思うと、将来の独立や事務所設立なども視野に入れての経営学部だったのかもしれません。
自分自身、大学時代にアルバイトと授業を両立するだけでもバタバタだった記憶がありますが、それに加えて全国的な注目を浴びる俳優業をこなすなんて、本当にすごいとしか言いようがありません。
吉岡秀隆の経歴は?子役時代から
吉岡秀隆さんが芸能界に入ったのは、わずか5歳のころ。
1975年にTBSのドラマ『大江戸捜査網』でデビューしたのが始まりです。
そして1981年、テレビドラマ「北の国から」で主人公・黒板五郎の息子・純役を演じたことで一躍有名に。
あの寡黙で頑固なお父さんと、思春期特有の葛藤を抱える息子の関係性には、見ているこっちまで胸が締めつけられました。
「北の国から」は特番として2002年まで続いた長寿シリーズ。まさに吉岡秀隆さんと共に成長してきたドラマと言えるでしょう。
その後も「男はつらいよ」シリーズでは、渥美清さん演じる寅さんの甥っ子・満男を演じ、寅さん亡き後の“シリーズ後継者”として注目されました。
2003年から放送された「Dr.コトー診療所」では、心優しい離島の医師・五島健助を好演。
こちらもシリーズ化され、2022年には映画化されるなど、吉岡秀隆さんの代表作のひとつになりました。
俳優としての幅も非常に広く、寡黙で真面目な役だけでなく、コミカルなキャラクターも演じ分ける器用さがあります。
さらにナレーションや声優、舞台などにも積極的に挑戦していて、芸能生活50年近くになる今もなお第一線に立ち続けているのは本当にすごいことです。
実は自分も昔「北の国から」を再放送で観てハマった一人なのですが、純の不器用だけど優しい性格に、妙に感情移入してしまった記憶があります。
吉岡さんの演技って、どこか“本当にそこにいる人”っぽいリアルさがあるんですよね。
吉岡秀隆のプロフィールや年収は?
俳優・吉岡秀隆さんの基本的なプロフィールについてもまとめておきます。
生年月日は1970年8月12日。2025年現在で55歳になります。
出身地は埼玉県蕨市で、身長は172cm、血液型はA型。
現在はOffice Bowという個人事務所に所属しています。
芸歴が長いこともあり、共演者や業界関係者からの信頼も厚く、「現場を引っ張るタイプではないけれど、黙っていても空気を整える存在」と語る人も多いようです。
そして気になるのが年収ですよね。
公式には発表されていませんが、主役級の作品に数多く出演していることやCM契約、ナレーション業などを含めると、年間で数千万円から1億円程度の収入があるのではないかと言われています。
とくに2022年の映画「Dr.コトー診療所」のヒットによって、ギャラの単価もさらに上がっている可能性があります。
プライベートでは、2002年に女優の内田有紀さんと結婚しましたが、2005年に離婚。
その後は再婚しておらず、北海道に別荘を構えて趣味のバイクツーリングや自然の中での暮らしを満喫している様子がたびたび紹介されています。
最近ではテレビ番組で「老後は静かなところで映画を撮りたい」と語っていたこともあり、今後は表舞台だけでなく、裏方としての活動も期待できるかもしれません。
個人的には、吉岡さんが監督した作品を観てみたいと思っています。
あの繊細な演技ができる人なら、きっと丁寧で心に残る作品を作ってくれる気がしてなりません。
まとめ
ここまで吉岡秀隆さんの学歴、経歴、プロフィールや年収について紹介してきました。
子役としてのスタートから数十年、決して派手さはないけれど、どの作品でも存在感を放ち続けてきた吉岡秀隆さん。
これからどんな形で“表現”を続けていくのか、いちファンとして引き続き注目していきたいと思います。
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