独特な存在感と演技力で注目を集める坂口涼太郎さん。
バラエティ番組で見かけることも多くなり、「この人はどんな経歴なんだろう?」と気になったことがあるかもしれません。
この記事では、坂口涼太郎さんの学歴から芸能界デビューまでの道のり、そしてプロフィールを深掘りしていきます。
坂口涼太郎の学歴
坂口涼太郎さんの学歴はとてもユニークで、幼い頃から芸術的な環境に親しんでいたことがわかります。
小学校時代
神戸市立東町小学校に通っていた幼少期、坂口涼太郎さんはすでに感受性の強い子どもだったようです。
3歳からピアノを習い始め、両親と一緒に美術館や映画館にも頻繁に足を運んでいたとか。
その影響なのか、将来の夢はサーカス団に入りたいだったそうです。
そんな坂口涼太郎さんの人生を変えたのが、小学3年生のときに観たミュージカル「キャッツ」。
まるで雷に打たれたかのような衝撃を受け、「この舞台に立ちたい」と強く思ったそうです。
自分も同じミュージカルを観たことがありますが、確かにあの迫力には心を揺さぶられます。
小学生の頃からそんな目標を持てるなんて、本当にすごいことだと思います。
その後も坂口涼太郎さんは、夢を実現するために「今、自分に何ができるのか」を常に考えていたようです。
小学生らしからぬ思考ですよね。
でもそういうタイプって、後から振り返ってみると、ちゃんと夢を叶えていたりします。
中学時代
中学校は神戸市立太山寺中学校に進学しています。
この頃になると、夢の実現に向けて動き出していたようで、森山未來さんの両親が運営するダンススタジオに通い始めました。
最初は「ダンスも必要かもしれない」と軽い気持ちだったようですが、気づけばどんどん夢中に。スポーツは苦手だったけど、ダンスだけは好きだったと語っています。
音楽も好きで、中学ではサックスにも挑戦していたとか。
芸術に対する関心の深さがうかがえますね。
この時期にすでに、自分の表現手段を探し始めていたんですね。
また、部活動には参加していなかったようです。
部活よりも、自分の目標に直結することに時間を使いたかったのかもしれません。
ある意味、とても戦略的ですよね。
ちなみにこの中学校の卒業生にはプロ野球選手の栗山巧さんもいます。
少し意外なつながりを感じてしまいます。
高校時代
高校時代は、神奈川県立茅ヶ崎高校に通っていました。
父親の転勤で神戸から神奈川に移住したのがきっかけだったようです。
転校直後は環境の変化に戸惑い、少し塞ぎ込んでいた時期もあったそうです。
でも音楽の授業で自作の歌を披露したところ、クラスメートが涙を流して感動してくれたとか。
これが自信となって、ライブ活動や動画配信などをスタートするようになります。
高校ではバンド活動こそしなかったものの、個人での音楽表現にどっぷり浸かっていたようです。
自身で作詞作曲をして、ピアノの弾き語りでライブやネット配信をしていたというのは、今の多才さにつながっているのだと思います。
初舞台と“クセメン”の始まり
高校在学中の17歳で、ダンサーとして舞台「戦争わんだー」に出演。
これが初めての本格的な舞台出演となりました。
坂口涼太郎さん本人も、「ようやく夢に一歩近づけた瞬間だった」と当時の喜びを語っています。
その後、オーディションを受けるもなかなかうまくいかない日々が続きます。
そんな中、アルバイト先の規則で髪を短くする必要があり、そこで“おかっぱヘア”が誕生。
この新しい髪型が思いがけずオーディションでウケて、以降はどんどん採用されるようになったそうです。
この話、個人的にはかなり印象に残っています。
美容院で「ここだけ切ってください」と言ったらマッシュルームヘアになったというエピソードには笑ってしまいましたが、それを個性として活かせた感性は本当に見事です。
坂口涼太郎のプロフィール
坂口涼太郎さんは、1990年8月15日生まれ。
兵庫県神戸市出身。
身長は171cm、血液型はB型。
本名も同じ坂口涼太郎です。
ダンサーとしてキャリアをスタートさせ、2010年には映画『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』で俳優デビュー。
以降、独特な演技スタイルと強烈な個性で、さまざまな作品に登場しています。
文化服装学院に進学したことでも話題になりました。
進学のきっかけは親の勧めだったそうですが、芸能活動と並行して新しい表現を学ぶ姿勢に、真面目さと探究心がうかがえます。
ただ、卒業したかどうかは公表されていません。
それでもこの進学は坂口涼太郎さんにとって、一つの大きなステップだったことに変わりはないでしょう。
映画『ちはやふる』で注目を集める
2016年には、映画『ちはやふる』でヒョロ役を熱演し、強烈な印象を残しました。
この時のために7kgの減量をしたという話からも、本気度が伝わってきます。
原作ファンから「実写は無理」とまで言われたキャラクターを、圧倒的な再現度で演じ切ったことで、坂口涼太郎さんの名前は一気に知られるようになりました。
また、CM「アタックZERO」では強い個性を放ち、視聴者の記憶にしっかりと残る存在となりました。
その後はバラエティ番組にも多数出演し、クセメン俳優としての地位を確立しています。
まとめ
SNSやエッセイ連載などでも発信を続ける坂口涼太郎さん。
型にはまらない自由な言葉と視点で、多くの人の心に触れています。
「今日もちゃ舞台の上でおどる」という連載は、日々の中にある感情や気づきを丁寧に掬い上げた内容で、読んでいてハッとさせられる瞬間があります。
将来的には、ダンス、演技、音楽などジャンルにこだわらず、世界中の面白い人たちとコラボしたいというビジョンも持っているそうです。
その柔軟で好奇心に満ちた姿勢が、今の人気の理由かもしれません。
これからも坂口涼太郎さんがどんな形で自分を表現していくのか。
とても楽しみで、目が離せません。
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