2024年現在、兵庫県議会で活躍している丸尾牧さん。
私も尼崎に住んでいたことがあるので、名前を聞くだけでなんとなく親近感が湧いてしまいます。
今回あらためて調べてみると、型にはまらない人生を歩んできた方だということがわかりました。
丸尾牧議員の学歴は?
この丸尾牧という兵庫県議会議員の部屋を見て絶句している…議員さんも楽じゃないんだろうな、ロクに片付けも出来ないぐらい忙しいのでしょう
キッチンに書類置かない方がいい、コンロのそばとか危ないよ。 pic.twitter.com/9axuTbTrR2
— ぬくぬく4号☆即死で頼むぜ (@tontonosumashi) December 13, 2024
兵庫県尼崎市で生まれ育ち、地元の学校を卒業したようです。
地元密着の雰囲気が今の政治スタイルにも通じているように思えます。
高校時代
1980年、尼崎市立尼崎高等学校に進学。
地元では「市尼(いちあま)」の愛称で知られる学校です。
1913年創立ということで、歴史のある学校ですね。
おそらく当時からバイクや機械が好きだったのだと思います。
なぜならその後の進学先がちょっと変わっているんです。
大学での進路選びと資格取得
1983年に大阪産業大学工学部へ。
全国でも数少ない「自動車整備士」の資格が取れる学科があったため、この大学を選んだとのこと。
バイク整備が好きという理由でこの道を選んだそうですが、卒業後はまったく別の方向に舵を切ります。
整備士として企業に就職するかと思いきや、就職せずに「八百屋」になるんです。
丸尾牧議員のプロフィール
丸尾牧さんは1964年10月25日生まれ。
兵庫県尼崎市立花町の出身です。
2025年には61歳になる年齢ですが、その活動力には脱帽するばかりです。
高校教員免許をはじめ、自動車整備士や社会福祉士など、幅広い資格を持っているのも特徴のひとつ。
中でも私が驚いたのは、英検2級よりも「献血200回以上」という記録。なかなか見かけませんよね、そんな数字。
しかもこれ、たぶん若い頃からずっと続けてこられたんだと思います。
ざっくり計算しても年に5回は行っている計算になります。
もうほぼプロ献血者と呼んでいいかもしれません。
八百屋から県議会へ:異色の経歴と信念
こんなにユニークな政治家、なかなかいません。
私も思わず「え、そこから議員になるの?」と声が出ました。
大学卒業後、環境問題に関心があったという丸尾さん。
就職先を探すもうまくいかず、新聞で見た「有機野菜をリアカーで売る八百屋」の記事に影響を受けて自分でお店を始めることに。
その名も「八百屋ポパイ」。
資金を貯めるために佐川急便で半年働き、農家で研修も受けて、24歳で開業しました。
行動力がすごいですよね。
やると決めたら一直線、そんな気質がこのエピソードから伝わってきます。
市議会議員としてのスタート
八百屋を営んでいたある日、市議会で大規模な不正出張事件が発覚。
その後、解散選挙となったにもかかわらず、不正を働いた議員がまた立候補しているのを見て、「これは自分が出なければ」と立候補。
結果、1993年に尼崎市議に初当選し、以後はトップ当選を続ける人気ぶり。
そのまま市議を4期、2007年からは兵庫県議会議員としても活躍しています。
やっぱり原点には「正義感」と「行動力」があるのでしょう。
普通なら憤りは感じても、自分で立候補するところまではなかなか行きません。
自分の生活を変えてでも、地域を変えたいという強い意志があったのだと思います。
心に響いた一冊との出会い
丸尾さんの心を動かしたのが、大学時代に読んだ「よく死ぬことは、よく生きることだ」という本。
タイトルからしてインパクトありますが、これを読んで「人のために生きたい」と思ったそうです。
その言葉が、八百屋としても議員としても一貫した行動に繋がっているのではないでしょうか。
個人的には、こういう人生観を持つ議員がもっと増えてくれたら、政治が変わる気がします。
まとめ
丸尾牧さんの人生は、まさに「型破り」で「一本筋の通った」ものだと感じました。
普通なら自動車整備士になっていたかもしれないけれど、新聞記事ひとつで人生を変え、有機野菜の販売から政治の世界へ。
私たちが今「社会を変えたい」と思っても、何から始めていいかわからないことが多い。
でも、丸尾さんはとにかく動いた。そこが一番の魅力だと思います。
きっと、これからもまっすぐに兵庫の未来を見据えて活動されていくのでしょう。
その姿をこれからも見守っていきたいですね。
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