西野七瀬さんの名前を聞いて、ぱっと頭に浮かぶのは乃木坂46のセンターを務めていた姿や、最近だと女優としての自然体な演技かもしれません。
けれど、ふと気になるのが「どんな学生時代を過ごしてきたんだろう?」ということ。アイドルや女優としての表側とはまた違う、日常の西野さんを想像してしまいます。
西野七瀬さん芸能界に入る前はどんな生活をしていたのか、どんな高校に通っていたのか。
そのあたりをちゃんと知りたい、という気持ちってあると思います。
今回は、西野七瀬さんの出身校をはじめ、学歴やプロフィールをじっくり追ってみました。
西野七瀬の出身高校はどこ?学歴紹介
西野七瀬は東大へ行け💙#西野七瀬 pic.twitter.com/zMzh9cvb5j
— 東大へ行けグラビア (@gravure_utokyo) May 22, 2025
西野七瀬さんの学歴は、いわゆる進学校ルートではなく、芸能界に進むきっかけや個性が垣間見える独特の道を歩んでいます。
大阪生まれ・大阪育ちで、アイドルになるまでは地元でのびのびと過ごしていたようです。
小学校:大阪市立長吉小学校
出身は大阪市内の公立校、長吉小学校。
公式には公表されていませんが、SNSやネット上の情報からほぼ間違いないとされています。
家族構成は両親と兄の4人家族。兄はモデルの西野太盛さんです。
子供の頃の西野さんは、びっくりするほど泣かない、手のかからないタイプの子だったそうです。
お風呂で溺れても泣き叫ばずに湯船に沈んでいたというエピソードは、なんだか想像できてしまいます。
外遊びが大好きな活発な子だったそうですが、小学校に入ると性格が「かしこまった」そうで、少し控えめで大人しいタイプに変化。
その一方で、小学生のときには友達に誘われてサッカークラブに入部。
でもボールが苦手で、結局フィールドの隅でポツンとしていたというエピソードも微笑ましいです。
また、漫画好きで絵を描くのも得意だったことから、小学生の頃は「漫画家かイラストレーターになりたい」と思っていたとか。
アイドルになる前から、自分の世界観を持っていたんですね。
ちなみに当時はジャニーズのファンで、雑誌『Myojo』を友達と回し読みしていたそうです。
中学校:大阪市立長吉西中学校
中学は同じく大阪市内の長吉西中学校。
ここでの3年間は西野さん自身「暗黒時代だった」と語っています。
友達が少なく、特に中2のときはクラスに話せる人が一人もいなかったそうで、休み時間は寝たふりをして過ごしていたこともあったとか。なんだか胸がぎゅっとなる話です。
最初は兄のすすめでバスケ部に入ったものの、5か月で退部。
女子グループの人間関係がしんどかったようで、「女子ってめんどくさい」と思ったと語っています。
その後は帰宅部になり、家で漫画を読んだり、ネットをしたり、インドアな日々を過ごしていたようです。
一方で、小学生の頃から描いていた絵の腕はかなりのもので、バラエティ番組『乃木坂工事中』などでも披露されています。
実はこの時期、モデルのオーディションを受けて3次審査まで進んでいたという話もあり、すでに表舞台への憧れは芽生えていたのかもしれません。
ちなみに、元E-girlsの藤井萩花さんとは小・中学校が同じで仲も良かったとか。
芸能界入りのきっかけには、先に活動していた藤井さんの存在があったとも言われています。
高校:大阪府立松原高校 → 日出高校(通信制)
高校は、大阪府の松原高校に進学。
ここは総合学科制で、看護や美術などの専門科目も学べるユニークな学校。
西野さんは母のすすめで「看護師を目指したら?」と言われ、特に深く考えずに看護系の授業を選んだそうです。
制服がかわいかったことも進学理由のひとつだったというのが、なんとも西野さんらしい話です。
この頃はダンス部に入っていた一方で、地元のマクドナルドでアルバイトもしていて、部活とバイトに明け暮れる日々を送っていました。
インタビューでは「スマイルくださいって言われた」と語っていて、地元でも人気者だった様子がうかがえます。
そして高校1年生の春に、乃木坂46の1期生オーディションを受けて見事合格。
芸能活動のために、東京の日出高校(現・目黒日本大学高校)通信制課程に転校し、仕事と学業を両立していく道へ進みました。
ちなみに、高校時代は少しギャルっぽかったそうで、前髪は自分で切るなどオシャレにもかなり気を使っていたとか。
勉強は苦手だったようですが、それでも前向きな姿勢を崩さなかったと語っています。
西野七瀬のプロフィール
いまさらかもしれませんが、西野七瀬さんのプロフィールを改めて見直してみると、意外と知らなかったことも多かったりします。
生年月日は1994年5月25日。
大阪府出身で、血液型はO型。身長は159cmと、けっこうコンパクトな印象。
乃木坂46の1期生として2011年にデビューしました。
気がつけば、もう10年以上のキャリアがあるんですよね。
デビュー当時は、今みたいな落ち着いた雰囲気とはまた違って、少しあどけなさが残る笑顔が印象的でした。
そこから少しずつ、グループのなかで存在感を増していって、2014年にはセンターに抜擢。
そこからの活躍は、ファンじゃなくても見かけることが増えたなと感じます。
個人的には、モデルとしての顔もけっこう好きです。
女優業やバラエティだけじゃなく、ファッション誌での立ち振る舞いってすごく自然体で、見ていて安心感があるんですよね。
無理してないのにちゃんとオシャレって、なかなか難しいのにさらっとやってのける感じ。
学生時代の性格や友達関係ってどうだったの?
中学時代のエピソードとしては、美術部に入っていたという話もあります。
絵を描くのが好きで、実際に芸術系の高校への進学も考えていたとか。
そういう一面があるのって、すごく親近感が湧きます。
芸能活動が本格化するまでは、どちらかというと引っ込み思案な性格だったみたいです。
友達の輪の中心にいるというよりは、ちょっと距離を置いて、でもちゃんと見てるタイプ。
クラスでも「目立たないけど、なんか気になる存在」だったんじゃないかなって勝手に想像しています。
SNSで当時の知り合いが「あの頃から可愛かった」なんて書いていたりするのを見ると、やっぱり昔から光るものがあったんだろうなと思わされます。
芸能界デビューのきっかけとその後の歩み
オーディションを受けたきっかけは、お母さんがすすめたという話が有名です。
最初は自分でもあまり乗り気じゃなかったみたいですが、受けてみたら最終審査まで残って、そこからトントン拍子でデビューが決定。
こういう話って美談っぽく聞こえるかもしれませんが、きっと本人のなかでは葛藤もたくさんあったんだろうなと思います。
まだ高校生ですし、普通の青春を犠牲にしながらのスタートだったわけですから。
そこから数年の間に、乃木坂46の中心メンバーに成長していったのは本当にすごいことだと思います。
自分のなかでも、「ああ、この人はなんか違うな」と感じたのは、たぶん2015年あたり。
演技や表情に深みが出てきて、アイドルを超えた存在感が出てきたんですよね。
卒業後の活動とこれからに期待してること
グループ卒業後は、女優としての活動がメインになってきました。
ドラマや映画、CMにも多数出演していますが、なんとなくどれも「頑張ってます!」という感じじゃなくて、肩の力が抜けた感じがするのが西野さんらしいなと思います。
個人的には『あなたの番です』の演技が印象に残ってます。
あの不思議な空気感、ちょっとミステリアスな雰囲気って、なかなか作れるものじゃないと思うんです。
持って生まれたものと経験がうまく重なって、ようやく出せる味っていうか。
これからどんな役を演じていくのか、どんな表現を見せてくれるのか、すごく楽しみです。
きっと、もっと年齢を重ねていくなかで、さらに魅力が増していくタイプなんじゃないかなって勝手に思ってます。
まとめ
ここまで読んでくれた方なら、西野七瀬さんがどんな高校に通っていたのか、どんなふうに芸能界と向き合ってきたのか、ちょっとだけでも伝わったんじゃないでしょうか。
見えないところで努力してきた過去があるからこそ、今の自然体な姿がある。
そう思うと、ますます目が離せない存在になってきますよね。
コメント